こんにちはアクアワールド水郷パークセンターです。
季節も冬から春に移り変わってきていますね。
園内もサンシュを始めとし、シモクレン、コブシなどが咲き始めてきています。
ここパークセンターには渡り鳥が多く飛来します。
パークセンター内にある義呂池では、一年中いるカルガモが一番多いのですが、渡り鳥ではコガモ、オオバンなどもよく見られます。
今の時期ハシビロガモ、ヒドリガモ等も見られる事が多いです。
今年はミコアイサという少し珍しい渡り鳥も来ていました。
(現在はミコアイサは、旅立ってしまいご覧いただけません。)
ハシビロガモ 白い胸の部分が遠くからでもよく目立ちます。水草などを食べます。
茶色い頭がチャーミングなヒドリガモです。カモ類はオスがカラフルなものが多いです。
パンダカモと呼ばれている白黒のミコアイサのオスです。潜って子魚を食べています。
そして2月頃から最近まで見られているのがヘラサギというこの辺りでは珍しい渡り鳥です。
この鳥は遠目で見ると白い大きなサギに似ていますが、トキの仲間です。
冬場に九州周辺に飛来する事が多いですが、本州では見られる事が少ないそうです。
今年の冬は東北の方でもヘラサギが見られたというニュースを聞いた事があります。
パークセンターを気に入ってくれているのか、他の鳥たちとも仲良しみたいです。
先月のパークセンターで行っている『ままず調査団』でもヘラサギを観察出来ました。
小さな魚貝類を主食としている様で、くちばしが靴ベラの様になっていて水底をあさって餌を採ります。
そのへら状のくちばしを水の中に入れて頭を左右に振りながら、ずっとうつむきながら歩いています。
ほぼ毎日その姿を見る事が出来ています。歩くのも結構はやいですよ。
ヘラサギはいつも水の中を探りながら歩いています。お腹いっぱいになれているといいなと思います。
園内でもウグイスの声や小鳥たちのさえずりが沢山聞こえてくる様になってきました。
そろそろ渡り鳥たちも旅立ちの時がやってきます。
いつ旅立つかは分かりませんので、見られなくなってしまう事もありますのでご了承下さい。
日々春の色や香りが深まって来ている、アクアワールド水郷パークセンターにお越しください。
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