こんにちはアクアワールド水郷パークセンターです。

パークセンターでは、毎月第4日曜日に『ままず調査団』という観察会を開催しております。
月ごとにテーマを設け、園内の水辺を中心とした生き物探し・観察を行っています。(一般の方での園内の生き物採取は禁止させて頂いております。)
毎回参加者の方々が沢山の生き物を発見して下さり、講師の近藤先生とスタッフは毎回ワクワクドキドキの幸せな気持ちを感じさせて頂いています。

5月は新型コロナウイルス感染拡大防止対策により、観察会は中止となってしまいましたが、今回はスタッフで水辺の生き物調査をしてみました。
5月のテーマは「いきものを見つけよう(水辺編)」という事で、観察会が行われる予定の場所(オニバス池周辺、クリーク、堀田)でタモを使って水中を探ってみました。
今回見られた生き物は水中では、各種トンボのヤゴ・ユスリカ幼虫、アメンボ等の小型の水棲昆虫、マルタニシ(貝類)、モツゴ、カダヤシ(魚類)、トノサマガエル(両生類)、ヌマエビ(甲殻類)、水辺周辺では、ツバメ(鳥類)、シオカラトンボ、コシアキトンボ、モンシロチョウ、ナナホシテントウムシ等が見られました。(今回は発見できなかった生き物がまだまだ沢山いると思われます。)


色々な種類のトンボのヤゴが観察出来ました。


モツゴも観察出来ました。モロコが見つかる時もあります。


腰のあたりが黄色い(オスは白い)コシアキトンボや、シオカラトンボも観察出来ました。

4月にも観察会で水の中を調査してみたのですが、5月になって水中の生き物の種類や数も多く増えてきていると感じました。
年間を通しての観察会では、季節によっての生き物の種類や暮らしの様子の変化を知ることが出来ます。
特に水の中は見えにくい場所でありますが、生き物にとっても、私たちにとっても大切な場所です。
水辺と人との関わりを感じられる体験がまた出来ればと思います。

6月の『ままず調査団』も当面のイベント中止の状況を受け、開催は未確定の状況です。(ご参加の受付も現在中止させて頂いております。)
学習センター前の水草も少しずつですが花が咲いてきました。水草の花は夏場に見頃を迎えますが花の時期は短期間ですので会えると良いですね。


アサザの花も咲いてきました。(見られないこともありますのでご了承下さい。)


コウホネもつぼみを膨らませてきました。水草は涼しげで良いですね。

梅雨空が続く日が多いですが、水辺でのひと時をアクアワールド水郷パークセンターでお過ごし下さい。

引き続き3密を避け、こまめな手洗い、マスク着用をお願い致します。
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