
たまに公園を抜け出して周辺地域の魅力スポットをご紹介するおさんぽブログ、第9回目をお届けします。
つい先日、7月2日には、「わじゅ〜む」という愛称が決定したという発表もありましたね!!
魅力たっぷりな中の様子をご紹介します

木曽三川公園センターから車で10分ほどの距離にあります

3階建ての建物で、2階に入口があります。
施設内は、1階:「土地の記憶」、2階:「輪中のくらし」、3階:「武士(もののふ)たちの軌跡」と階ごとにテーマに沿って展示されています。
市内の観光スポットなどが紹介されていて、気になった施設はQRコードを読み取ることでより詳細な情報を見ることができます。
国営木曽三川公園は、海津市内に3つ拠点があります(木曽三川公園センター・長良川サービスセンター・アクアワールド水郷パークセンター)ので、ぜひ探してみてくださいね

かつての木曽三川は合流・分散を繰り返し、網の目のように流れていたことから、度々の洪水に悩まされてきました。
衝撃だったのが、なんとこの地形模型、真ん中が開いてもう一つ模型が上がってくるんです、、!!
これは見ていてテンションが上がりました🤩✨
重厚感ある模型が動く迫力、ぜひ実際に見て体感していただきたいです!

洪水が多かったこの地域では、集落や農地を守るために土地のまわりをぐるりと堤防で囲いました。これが「輪中(わじゅう)」です。
はじめは、川の流れが直撃するのを防ぐため、川の上流側に半円形の堤防を築きました。
この堤防は、下流側には堤防がないことから「尻無堤(しりなしづつみ)」と呼ばれます。
しかし、これでは逆流してくる海水を防ぐことができません。
下流側にも「懸廻堤(かけまわしづつみ)」と呼ばれる堤防を築き、土地のまわりを全て堤防で囲みました。
こうして生まれた輪中は、明治初期には東海3県に約80もの数が形成されていたようです。なかでも海津市の海津町・平田町を中心とする「高須輪中」は、代表的なものとして現在も広く知られています。
木曽三川公園センターの展望タワーから海津市を見ると、揖斐川と長良川に囲まれた平地であることがよく分かりますよ🙌

よく見ると、ぐるっと堤防(壁)で囲まれた輪中の形をしています!!
ここでは、手をかざして輪中をつくるミニゲームを楽しめます。
時間内に完成させられるか、ぜひ挑戦してみてください💪

輪中独特の農業形態「堀田(ほりた)」や、実際の農具を見ることができる貴重なエリアです。
重い荷物を運ぶのに使われた道具「もっこ」を担いでみる体験コーナーもありました。
前後のバランスをとるのが難しく、全重量が肩にのしかかります。
これを担いで長時間運んでいた昔の人々は本当にすごいです、、!!😳
ぜひみなさんもチャレンジしてみてください

御殿の一部を復元した部屋や能舞台があり、リニューアル後は高須四兄弟と写真を撮れるフォトスポットも登場しました!!
高須四兄弟は徳川慶勝・徳川茂栄・松平容保・松平定敬の4人。尾張藩主や桑名藩主を務め、幕末維新という激動の時代を生き抜きました。
どんどん暑くなってくるこれからの夏、屋内でゆっくり過ごせることからもおすすめの施設です😁

展望タワーから木曽三川の雄大な流れや海津市の土地を一望できるほか、輪中地帯独特の建物である「水屋」も展示しています。
上げ仏壇や上げ舟、田の字造りの間取りなど、低い土地ならではの生活の工夫を垣間見ることができます。
輪中の農家・水屋は開園時間中どなたでも自由にご覧いただけますので、ぜひじっくりとご見学ください。
夏のイベント期間中は蚊帳や風鈴も設置していますので、ぜひ「日本の夏」を感じに来てくださいね😊
































































