こんにちは。フラワーパーク江南です。
一日遅れの話題になってしまいましたが、昨日5月5日は「こどもの日」。
「端午の節句」とも言います。
「端午って?」と思い調べてみたら、日付に由来する言葉のようです。
端午の節句にちなんだ植物といえば、菖蒲湯の「ショウブ」と柏餅の「カシワ」でしょうか?
ショウブは、ハナショウブと混合されがちですが、別の植物です。
ハナショウブはアヤメ科の植物で、ショウブはショウブ科だそうです。
ハナショウブの葉がショウブの葉に似ていたため「ハナショウブ」となったようです。
端午の節句ではショウブの葉または根をお風呂に入れ、邪気を払うそうです。
カシワは、ブナ科の植物で、どんぐりの仲間です。
カシワのどんぐりはクヌギやアベマキのような殻斗(かくと=どんぐりの帽子)がボリュームのあるタイプ。
比較的、冷涼な地域に自生しています。
落葉広葉樹ですが、冬になって葉が茶色くなっても枝から落ちず、翌年の新葉が出てくるときに落ちるため「家系が絶えない=子孫繁栄」につながり、縁起の良い植物とされています。
ちなみにスタッフの地元和歌山県の和菓子屋さんではサルトリイバラというツル植物の葉をまいたものが「柏餅」として主流でした。
地域によって違うのも面白いですね。
ショウブもハナショウブも、カシワもサルトリイバラも残念ながらフラワーパーク江南にはありませんでした…。
(サルトリイバラはどこかで勝手に生えてきている可能性がありますが…見かけたら、とげに注意してください。)
ハナショウブっぽい植物ということで、音の庭の芝生広場側に咲いていたアイリス(別名:オランダアヤメ)の写真でお茶を濁します!すみません(^^;



以上、季節に絡めた植物の話題でした。