2022年09月15日

【木曽三川公園】広報特派員Aの地域施設紹介

こんにちは!広報特派員Aです。
いつも木曽三川公園をご利用いただきありがとうございます。
たまに公園を抜け出して、おさんぽしながら周辺地域の素敵なスポットを紹介します。
公園から近いところばかりですので、ぜひ木曽三川公園と一緒にふらっと立ち寄ってみてくださいね。

「くらしを守る船頭平閘門と自然パワーチャージの公園」
第一回目は船頭平閘門について。
国営木曽三川公園の一拠点、船頭平河川公園のお隣にあります。

閘門は、水面の高さが違う二本の川の水位を調節する施設です。
船頭平閘門は、洪水対策として木曽川と長良川が分流された時、貨物や旅客輸送のための船が二つの川を行き来できるように造られました。
現在は観光船が運航しており、木曽川と長良川の水位の違いを体験することができます!
また、数少ない貴重な土木建築として重要文化財にも指定されています。
船頭平閘門については、木曽川下流河川事務所の公式サイト内で詳しく学ぶことができます。
20220915_sisetu_4.jpg

公園を少し歩いた後は、大きな木陰の下でひとやすみ。
20220915_sisetu_3.jpg

9月に入りましたが、まだまだ暑いですね。
帽子にアームカバーと、日焼け対策はばっちりです
真夏のような日差しでしたが、芝生の上ではアキアカネがたくさん飛んでいて、秋を感じるひと時でした。
そしてトンボたちが飛び回る先には・・・
20220915_sisetu_2.jpg
デレーケさんがいました!
オランダの土木技術師ヨハネス・デ・レーケ(Johannis de Rijke)は、木曽三川の治水に大きく貢献した人です。地元のみなさんは、きっと小学校で習いましたよね
初めてお会いした治水の恩人に、しっかりとご挨拶してきました。
デレーケさんの功績については、木曽川下流河川事務農林水産省の公式サイトで解説されています。

デレーケさんの後ろには、大きな大きなスダジイの木。
とっても立派な枝ぶりです。
船頭平をずっと見守ってきた巨木のパワーを、少し分けてもらいました
20220915_sisetu_1.jpg

レンガ造りの建物、木曽川文庫には、木曽三川の歴史を詳しく学べる資料がたくさん。
宝暦治水、輪中、明治改修などについての資料を保存展示している施設です。
洪水の多かった地域の人々の暮らしにも思いをはせることができます。
観覧無料の施設ですので、ぜひお立ち寄りください。
20220915_sisetu_6.jpg

そして、国営木曽三川公園のひとつである船頭平河川公園は、水生植物の公園です。
なんとここでは、水生植物がもつ浄化作用を利用し、長良川の水を公園に取り入れた後、植物たちがきれいにしてくれた水を再び川に戻すという取り組みを行っています。
夏には美しい花ハスが咲きます
鳥のさえずりを聞きながらのんびり散策するのにぴったりな公園です。
20220915_sisetu_5.jpg

第一回目のおさんぽブログ、いかがでしたでしょうか。
川の歴史を学びながら心地よい自然も楽しむことができる、とても素敵な公園です。
みなさんも是非おさんぽしてみてくださいね

それでは、第二回目をお楽しみに!
posted by 木曽三川公園スタッフ at 10:46| 地域施設紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする