はじめまして。カワセミです。4月より木曽三川公園センターに来ました。今後ともよろしくお願いします。
梅雨明け間近の木曽三川公園センターの南ゾーンでは、大輪の花がお出迎えしています。タイタンビカスという、10年ほど前に流通し始めたアオイ科フヨウ属の花です。
最初に見た時、タイタンビカスという名称を知らず、「巨大で綺麗なフヨウ」と思いました。フヨウといえば夏の花の代名詞でもあり、同じフヨウ属ではムクゲなども咲いています。フヨウは漢字では「芙蓉」と書き、「芙蓉」は美しいもの、美人の形容詞としても、古くから使われています。とするとタイタンビカスは「背の高い美人さん」といったところでしょうか。
木曽三川公園センターの緑陰では、野鳥がさえずりセミが鳴き始め、園内の花壇では、マリーゴールドやペチュニアなどが初夏の公園を彩っています。
タイタンビカスと聞くと「何それ?」と思うかもしれませんが、夏を待ちわびた長身の美人が皆様をお迎えしていると思って、緑豊かな自然公園をご散策ください。
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