こんにちは、雨続きで外出が億劫になりがちな今日この頃
かさだ広場も雨でしっとりとしており、幻の池にはたくさんの水がたまっていて不思議な光景を作り出しています。
(こんなかわいいお客さんも!)
そんなかさだ広場ですが、現在たくさんの秋の花々が見頃を迎えています!
まずは秋の七草にもあげられるクズの花。
ツルがとても丈夫でよく育つため、嫌われることも多いですが、お花はとてもきれいで優美!
おしゃれな色をしています!
そしてもう一つはハギの花。
かさだ広場ではコマツナギやミヤギノハギ、ヌスビトハギなどのハギの仲間が見られます。よぉく見ると葉っぱや花の付き方が異なります。
コマツナギ(駒繋ぎ:馬をつないでも切れないほど丈夫なんだとか!)
ミヤギノハギ(宮城野萩:もっともポピュラーといわれています)
そしてこの季節といえば、待宵草とか宵待草、月見草などのあだ名を持つアレチマツヨイグサ。
名前の通り、夕方うす暗くなったころから、夜を待っていたかのように花が咲く植物です。
昼間はしぼんでしまいますが、早朝の涼しい頃などはまだ開いている花もありますよ!
そしてもう一つ、夜になると咲く花が、こちらのカラスウリ。
花開いた直後はレースのような繊細な花がとてもきれいです!(写真は朝なのでちょっぴりしぼみかけです)
こちらは花の後も綺麗な実が楽しめます。
カラスウリの仲間のスズメウリもみられますよ!小さい実がオーナメントみたいでとてもかわいいです。
白い花つながりでよく目立つのがセンニンソウ。
つる性の植物で、目線より少し高いところで咲いていることが多いです。
白い涼やかな花が集まって咲いている様子はとても見応えがあります!
そして雨続きだからか、キノコもたくさん!
いろとりどり、形も様々なキノコがぽこぽこ生えてきています。かわいいですね♪
きのこがわっかになって生えている状態は「菌輪」と呼ばれており、海外では「フェアリーリング(妖精の輪)」と呼ばれています。
なんでも魔女の集会の跡地だとか、妖精が輪になって踊ったため、そこだけキノコが生えたとか…不思議なお話が伝えられています!
他にも色鮮やかな実が宝石みたいなノブドウ、ブドウそっくりだけどあまりおいしくないエビヅル、小さい黄色の花がかわいいキンミズヒキなどたくさんの植物が見頃です!
秋の気配が深まってきたかさだ広場。
涼しくなり、お散歩もしやすい季節になってきたのでゆっくり遊びにいらしてくださいね!
※先日の降雨の影響で一部園路が冠水しています。遊びにいらした際はお気を付けください。
幻の池は非常に深くなっておりますので、立ち入りはご遠慮くださいますよう、よろしくお願い致します。