こんにちは、パークセンターです
とうとう東海地方も梅雨明け、暑い日が続きますね。
そんな中、ご報告があります。
パークセンターで絶滅危惧U類のオニバスが咲き始めました
平成26年7月23日撮影
最初の1輪を確認したのは、7月13日。
昨年は8月8日だったので、なんと、半月以上、早く開花したことになります。
今年は、先に咲き始めた義呂池のハスもとても花つきが良く、元気いっぱい。
人間にはこんなに暑いのに、水生植物には過ごしやすい夏なのでしょうか。
現在、オニバスは風車前池で次々と咲き始めています。
オニバスって何???
オニバスは、かつて、水郷地域ではいたるところで見ることができた水生植物ですが、現在は絶滅危惧U類に指定されるほど数が減っています。パークセンターでは、平成9年、現在の育成場所(風車前池)に播種。それが増えて現在に至ります。
オニバスと言われても、どんな植物だか想像できない方も多いと思います。
そんな方のために・・・<オニバス豆知識>
オニバスは池沼、ため池、水路、堀などに自生する浮葉性の一年草です。
・・・とにかく、葉っぱも茎も花も刺だらけ。
その昔、刺が舟の往来などの邪魔になるため駆除されたこともありました。
巨大な葉が特徴。浮葉の径は0.3〜1.5m。ときに2mを超えます。
葉っぱが大きいためか、葉っぱを突き破って出てくる花があります。
ハスと名前にありますが、実はスイレンの仲間。
子どもが上に乗れるので有名な「パラグアイオオオニバス」とは違いますので、葉っぱの上には乗れません
花の大きさ 3〜4cm。
水中からほとんど顔を出さない「閉鎖花」と水面に顔を出す「開放花」の2種類があります。
一般に観賞されているのは「開放花」。
オニバスの見頃について
花が開いている午前中がおススメ(当公園の開園時間は9時半から)。
午後には花が閉じてしまいます
雨が降った翌日は花が閉じることもあるのでご来園の際はお電話でお問合せ下さい。
昨年は9月の上旬まで開花が続いたオニバスですが、例年より開花が早いので見ごろも8月下旬までになりそうです。
開花情報については随時、HPでご案内します。
是非、パークセンターのオニバスの花を見に来てくださいね。
園内では、「わくわく体験まつり」も開催中です。
イベントの詳細は、コチラ ⇒ わくわく体験まつり
暑い夏は、パークセンターで涼しく過ごそう!
是非、遊びに来てくださいね。
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国営木曽三川公園
アクアワールド水郷パークセンター
〒503-0628 岐阜県海津市海津町福江566
TEL 0584-53-7200
※パークセンターは、海津温泉のすぐ西にあります。