2012年07月12日

まだまだ見頃は続きます。2

1年で一番賑わう季節の船頭平河川公園です。

今日はハスのお話を少し・・・

ハスは早朝(午前5時ごろ)に咲き、昼過ぎには花を閉じるます。
開いて閉じるを3日間繰り返し、4日目の早朝から散り始め、昼過ぎにはすべての花が散ってしまいます。
ハスの命は4日間。美人薄明でございます(ー_ー)

こちらの花は、かの有名な「大賀ハス」です。
20120712_1.jpg
何が有名かというと、昭和26年に千葉県で大賀博士により2000年前のハスの種が3粒、発見されました。
3粒のハスの種は世界最古のハスの種と認定され、そのうちの一粒だけ発芽し、ピンク色の大輪の花を咲かせました。
それがこのハスなんですね。今はいろいろなところにありますが、最初は一粒の種から始まった、貴重な古代のハスなんですよ。

こちらの花びらがたくさんある豪華なハスは「大洒錦(タイセイキン)」
花弁は100枚前後あるんですよ。まだらに入ったピンクがとってもキュートハート
20120712_2.jpg

こちらのしっとりとした美しさを持つハスは「精華蓮(セイカレン)」
紅色のグラデーションが見事!
20120712_3.jpg
posted by 木曽三川公園スタッフ at 10:00| 船頭平河川公園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする