こんにちは!
たまに公園を抜け出して周辺地域の魅力スポットをご紹介するおさんぽブログ、第8回目を広報特派員Iがお届けします
今回ご紹介するのは、「今尾の左義長」です。
開催場所は海津市平田町にある今尾秋葉神社
左義長は「どんど」とも呼ばれ、古い正月飾りやお守りをお焚き上げする行事です。
全国的に行われている左義長ですが、今尾の左義長は400年以上の歴史があり、岐阜県の重要無形民俗文化財にも指定されています。
今年は2月9日の開催でした!前日は今季最大の寒波の影響で海津市も大雪だったのですが、当日は好天に恵まれ、無事開催となりました
現地に到着すると、
巨大なお神輿が!大きいもので高さが5〜6m、重さが1.5tもあるそうです
このお神輿が町内の人々によって秋葉神社へ運ばれます。
以前は13町内でそれぞれお神輿を作っていましたが、現在は担い手不足から6自治会の参加となっています。
そんな現状を打破し、伝統を守るため今年から新たな試みとして、近隣の小学校から参加児童を募り子供神輿を作成
通常のお神輿より小ぶりです。
このお神輿を担ぐのも子供たち。みんなで懸命に引っぱっていました!
お神輿を見た後は、実際にお焚き上げを行う会場へ!
左義長は秋葉神社前の広場で行います。到着時にはすでに多くの人が集まっていました。
地元の方がお正月飾りをお焚き上げしている様子も👀
そしてついにメインイベントが始まります!
まず、長い竹竿を使って、お焚き上げの残り火や灰を隅に寄せる「灰除け」を行います。
そろいの長襦袢に白足袋姿の若衆が勢いよく駆けていき、灰を寄せ、持ち上げます。
灰を持ち上げる様子は近くで見ると圧巻です
また、この灰を浴びると一年間無病息災でいられるそうです。
風下で撮影したため大量の灰を浴びた特派員I、今年は健康に過ごせそうです
灰除けが終わるとお神輿が会場に担ぎ込まれます。
会場に入る前と後にお神輿をぐるぐると回します🌀大きなお神輿を回す様は迫力万点!
そして・・・
着火!!!
どんどんと燃え広がっていきます🔥煙が空高く昇っていき、時折「ぱんっ」と竹のはぜる音も聞こえます。
こんなに大きなお神輿を燃やすのは今尾の左義長ならではです。
燃えてしばらくたった頃、若衆が縄を持ってお神輿の周りを駆け回り始めました。
激しく燃え盛る神輿に縄を巻き付け、今年の恵方である西南西に倒します。この倒れ方でその年の吉凶を占うそうです。
特徴的な姿をしている若衆ですが、これは祭りに参加できない女性の代わりにお化粧をしているそうです。
昔はもっと薄化粧だったのが70年代のプロレスブームあたりから今のように派手なメイクになったとか🖌
その後、残り火を灰除けの竹竿で押しのけ、次のお神輿を運び入れてお焚き上げを繰り返します。
残り火を押しのける際、若衆が「熱い」と声をあげながらも力強く押しているのが印象的でした。
また、秋葉神社のすぐ隣にある今尾商店街には屋台がずらりと並んでおり、お祭り気分を満喫できました!
味噌が大好きな特派員I、屋台で味噌串カツとどて串をいただきました!味が良くしみ込んでおり、何本でも食べられそうです!
現在、木曽三川公園センターでは「春こいフェス」を開催中です。
春のチューリップ祭に先駆けて、一足先にアイスチューリップをお楽しみいただけます
今年は2月に入ってからの寒波の影響で開花が遅れており、これから見ごろを迎えます!
まだまだ寒い時期が続きますが、ぜひ木曽三川公園に遊びに来てくださいね
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに