こんにちは、木曽三川公園アクアワールド水郷パークセンターです。
寒中お見舞い申し上げます。
寒の時期ならではの、オニバス池の水面が凍った様子が見られました。(撮影日 1月14日)
モミジバフウの実がオニバス池の凍っている水面に転がっていました。(撮影日 1月14日)
2024年も2週間ほど過ぎました。今年の年始から大変心が痛むことが起きました。
被災された方々には、お見舞い申し上げます。
こうして日常が平穏無事に送れる事に感謝したいと思います。
新春の時期に行っている伝統的な自然体験を開催しました。
1月8日(月・祝)には『漁師さんから寒鮒漁の知恵を学ぼう』を行いました。
ここ海津の冬の伝統的な風物詩である寒鮒漁のデモンストレーション、網にかかった魚に触れ、投網体験や昔ながらの漁具の解説、更に今年は川魚のさばきの実演などを行いました。
長い時間かけて実践されてきた漁法、漁具や美味しい川魚の食べ方などの漁師さんならではの沢山の知恵と工夫が詰まった貴重なお話しを聞くことが出来ました。
寒鮒漁のデモンストレーションでは、漁師さんたちの息の合った伝統的な漁の様子を見られました。(撮影日 1月8日)
網にかかった魚を外すのも簡単にみえて、知恵と工夫があります。(撮影日 1月8日)
投網体験では、参加者の方が上手に投網をうっていました。(撮影日 1月8日)
今年の収穫は、ヘラブナ1匹、マブナ4匹、外来種であるブラックバス2匹、体長60cmほどのナマズ1匹、モクズガニ1匹でした。
採れた魚は、今年は漁師さんがさばいて下さり、参加者の方にお持ちかえり頂きました。(とても美味しかったとのことです。)
1月13日(土)には『どんど焼き体験』を行いました。
ルーツは平安時代の陰陽師にあると云われ、お正月にお迎えした年神様をお送りする年中行事です。
堀田で門松に飾った竹、ヨシ等の刈草など自然に還る素材でやぐらを組み、燃やす事により堀田の肥料となります。
午前中は穏やかなお天気でしたが、イベント開始時間が近づくにつれ風が吹き始め、小雨が降るお天気となりましたが、
開催中は小雨模様ながらも時折薄日が差し、風も穏やかとなることもありました。
参加者の方にお持ち頂いた、しめ縄や書初めなども一緒に燃やし、皆さんの無病息災や家内安全などを祈願しました。
事前に用意し置いた刈草や竹などを組み力を合わせてやぐらを組みました。(撮影日 1月13日)
燃える火は辰年の龍にみえるものもありました。(撮影日 1月13日)
燃えた炭や灰は肥料となり、堀田の一部となります。(撮影日 1月13日)
このどんど火で餅をあぶって食べると風邪をひかない、虫歯にならないなどの言い伝えがあります。
今年はお天気の都合で餅を炙れなかったのですが、お家に持って帰って炙って頂きました。
更にどんど火で焼けた炭を吊るしておくと雷よけや火難から免れると云われています。
どんど焼きは地方によって色々な風習がありますが、段々と少なくなってきています。
こうした伝統的な行事を大切にすることは、昔からの知恵や工夫を知って現在にも通じる大切なものを学ぶきっかけとなると思います。
どんど焼きの開始直前には、大きな虹がかかりました。人の繋がりを大事にしつつ、多くの人々に平穏な日々と吉祥が訪れると良いなと思います。
大きな虹は希望の虹の架け橋となると良いなと思います。(撮影日 1月13日)
園内では引き続き、トナカイオブジェを展示しています。(2月いっぱい頃までの予定です。)
フォトスポットにお使い頂ければ幸いです。(撮影日 1月14日)
まだ寒い季節ですが園内には多くの鳥の姿が見られます。
サザンカの中でメジロがいました。(撮影日 1月14日)
堀田や義呂池には色々なカモなどの冬の渡り鳥がご覧いただけます。(時期によっては見られなくなることもあります。撮影日 1月14日)
まだまだ寒い日が続いていますので温かな服装でお越しください。
引き続き3密を避け、こまめな手指の洗浄、健康チェックなどの感染症対策をお願い致します。
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posted by 木曽三川公園スタッフ at 14:00|
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