こんにちは、アクアワールド水郷パークセンターです。

梅雨らしい蒸し暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか。
昔の暦ではこの時期は『芒種(ぼうしゅ)』と云われ、イネ科の植物のタネを蒔き、またそれらが育つ時期といわれています。
この時期は気温や湿度も高いので、草花や樹木の成長は著しく早いです。

この時期には、春から初夏にかけて野草などを使った自然の恵みを味わう事が出来ます。
6月4日 自然体験では、飛騨地方〜中濃地方の郷土料理である『朴葉寿司を作ろう』を行いました。

パークセンターのある南濃地方は、標高が低く夏は多湿であり高温ですので、ホオノキは見る事は出来ませんが、ホオノキが生える地方は標高もやや高く、冷涼な場所であることが多いです。そして色々な具材を寿司飯に混ぜたものを、この時期の大きな葉っぱに包み香りが移った頃に食べます。巻いたホオノキの葉を開くと、ほのかに香る良い香りと味わいがとても美味しいものです。
大きな葉っぱの茎に近い部分を切って巻きやすくします。葉っぱがとても大きいです。
10種類くらいの具材をお好みのトッピングや量で寿司飯に載せていきます。これだけでも美味しそうです。
葉っぱにくるんで巻いていきます。上手に巻けていますね。またまた美味しそう。
特別に先生の作った味噌で朴葉みそを作りました。これまた美味でした。
机にはドクダミの花を飾りました。何だか涼し気です。ドクダミは十薬といっていろいろなことに使えます。
園内では派手さはありませんが、この時期らしいお花が各所で見られます。
季節の花を中心に園内のガーデナー花壇の色どりが鮮やかです。(6/15撮影)
色々なアジサイが見頃です。(6/11撮影)
インフォメーションハウス前では、水に浮かべたアジサイなどの花が涼し気です。(6/15撮影)
ホオノキと同じモクレン科のタイサンボクも大きな花が見られます。高いところで咲いていることが多いです。(6/11撮影)
インフォメーションハウス周辺ではタチアオイが鮮やか花を咲かせています。(6/15撮影)
駐車場付近の草原ではネジバナが見られます。チョウがお食事中でした。(6/15撮影)
交流サロン前ではナツツバキの花が咲いてきました。(6/15撮影)
花ではありませんがチョウトンボもこの時期からしばらく見られます。(6/14撮影)
パークセンターで見られる生き物や花は旬の時期だけのものが多いですのでお早目にご覧ください。

(天候や生き物や植物の生態や状態などによってはみられないものもありますのでご了承下さい。また公園内での植物や生き物採取はご遠慮頂いております。)
6月18日の自然体験では公園内の木の名札を作ります。

名札作りをしながら、公園の木について観察して、木を身近に感じることができますよ。
公園の木の名前が分かれば、花や実の時期、紅葉の時期、生き物との関わりなどを知ることが出来、散策も楽しくなると思います。
自然体験『樹木観察と樹名板作り』6月18日(日)10:00〜12:00 (雨天開催) 参加費 200円 定員 10名 持ち物 絵具を使いますので汚れても良い服装、飲み物、帽子、植物図鑑(あれば)会場 パークセンターホール
また、学習センターでは木に因んだ展示も行っています。宜しければご覧ください。
雨やくもりの日でも色々な発見があり、楽しみが見つかると良いですね。

熱中症対策、3密を避け、こまめな手指の洗浄、健康チェックなどの感染症対策をお願い致します。
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posted by 木曽三川公園スタッフ at 14:04|
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