こんにちはアクアワールド水郷パークセンターです。
残暑お見舞い申し上げます。
8月も中旬に差し掛かり暑さも厳しい日が続いていますね。
パークセンターの夏の風物詩のひとつオニバスの生育状況をお知らせ致します。
8/4に今年の一番花が見られましたが、その後の不安定な天候や水位の上昇などにより水没しては開花を繰り返して、安定した開花が今年はまだ見られていません。
今年のオニバスの一番花です。(8月4日撮影)
引き続き咲いてきた、今年のオニバスの開放花です。(8月10日撮影)
今年も多くの芽吹きが池中に見られたのですが、今年は水位が芽吹き〜生育の時期まで高かった事と、アカミミガメやジャンボタニシなどの外来種による食害の為、多くの茎や葉っぱが成長過程で切られてしまった事によって、ほとんどのオニバスの株が無くなってしまいました。
昨年も食害にあった経験の上で対策を講じ、その後葉っぱも株も増えてきました。
開花が見られた株の様子です。葉っぱの直径は大きいもので直径1.25mになりました。(8月15日撮影)
成長中の株の生育も順調で、葉っぱの大きさが平均直径70cmほどに成長しました。(8月15日撮影)
ただ成長の遅れもありますので、例年よりも花(開放花)の数は少なくなることが予想されます。
時期も例年の見ごろである8月下旬〜9月上旬には、ご覧頂けると思われますが、今後の天候、オニバスの成長の状態、食害などによって左右される事もありますので、お問合せ頂いてからご来園頂けると良いかと思われます。
(オニバスは午後は花が閉じますので、お昼頃までにご覧いただける様にお願い致します。)
また今後の生育状況の様子もブログでも引き続きお知らせしていきたいと思います。
オニバス池にはオニバスだけでなく、盆花ともいわれる『ミソハギ』が今年はきれいに咲いています。
7月〜9月頃の長期に渡って、薄い赤紫色の色の花を咲かせます。
風車をバックに、ミソハギがとても映えます。(8月12日撮影)
少し前までは田の畔や池の周辺などでもごく普通に見られ、お墓や仏壇などにお盆の時期の花として飾られたりしていました。
名前にハギとつきますがマメ科の植物ではなく、ミソハギ科の植物です。
風にそよぐ姿も少し涼し気に感じます。
オニバス池の周りには色々な種類のトンボが見られます。これも夏ならではです。
お尻の部分がウチワ状に平たいウチワヤンマ
飛ぶスピードが速いので、撮影が難しいですが、ギンヤンマはきれいです。
同じ方向に向いてとまる習性?のあるシオカラトンボなど
他にもイトトンボの仲間や、そろそろ赤とんぼ(主にショウジョウトンボがよく見られます。)も見られるかも知れません。
8月28日(日)のパークセンターの人気観察会『ままず調査団』でも沢山の生き物探しを行います。(まだ若干名、募集しています。)
夏も残り少なくなりましたがパークセンターでは『わくわく体験まつり』も8月31日まで開催中です。
水遊び広場やクイズラリー、土日を中心とした体験教室など開催中です。
体験教室や自然体験などで夏休みの宿題や自由研究に役立つ体験もあります。夏の思い出を作って頂く事も出来ますよ。
自然体験『紙でオリジナルグッズ作り』
和紙やきれいな紙を使ってオリジナルの紙製のちょっとオシャレなエコバックなどを作ります。
作り方はとてもシンプルですが、お気に入りの紙や和紙を使って作り方を覚えて頂いてお家でも作って頂くと、お買い物やお出かけも楽しくなると思います。
講師はパークパートナーで和紙を使ったモビールや和紙人形などを作っていらっしゃる『紙楽』さんです。
和紙の使い方や和紙に関するお話しも聞けますよ。
8月21日(日)10:30〜12:00 パークセンターホール 定員10名 参加費400円
和紙やエコバックにしてみたい紙をお持ちください。サイズはA2くらいまで(材料はこちらでも用意します。)
イベント等にご参加希望の方は電話もしくはインフォメーションハウスにお問合せ下さい。(定員になり次第締め切りとさせて頂きます。)
園内では元気なセミの声と一緒に、朝や夕方ごろに鈴虫やコオロギなどの秋の虫の音が聞こえてくる様になりました。
まだまだ暑い日が続きますのでお越しの際には熱中症対策、3密を避け、手指のこまめな洗浄、毎日の健康チェックなどの感染症対策もお願い致します。
木曽三川公園のHPはコチラ↓↓
posted by 木曽三川公園スタッフ at 15:58|
パークセンター
|
|