残暑お見舞い申し上げます。こんにちはアクアワールド水郷パークセンターです。
パークセンターでは一般の方向けの自然体験、ままず調査団、パークパートナーによる体験教室などを行っています。
そして学校団体など団体向けには、環境教育講座を行っています。
新型コロナウイルス感染拡大が起こる以前は、多くの団体の方に環境教育講座を参加して頂きましたが、現在では新型コロナウイルス感染拡大防止対策として少人数での開催、健康チェック、検温、換気、3密を避けるなどの感染症対策を行いながらの実施となっております。
現状の受け入れ態勢は、時間帯を午前、午後の一回で定員20名まで(参加者とスタッフを含む)としています。
8/16に約1年ぶりの環境教育講座を実施させて頂きました。
今回の講座では、近隣の小学校4年生・5年生約15名ずつで、『川を汚したのは誰だ』というパークセンターで一番人気の講座を行いました。
『川を汚したのは誰だ』は、川の上流から下流までの水の旅を物語仕立てにして、物語の内容に沿って川に見立てた水の入った瓶の様子が、変わっていく様子を体験して頂くという講座です。
まず川の源流のお話から始まり、山に近い上流〜私たちの住む中流〜下流そして海まで10の物語を聞きながら、様々な中身の入ったボトルを順番に水の入った瓶に入れていきます。
水の旅のお話の進行に伴って、無色透明だった水も少しづつ変化していきます。
上流では山の木の葉や土が入ってきました。この水は飲めますか?
上流〜中流では、川遊び等で人が関わるお話しと共に色々なものが入ってきます。
中流〜下流では、水の旅は人の暮らしと関わっていきます。色やにおいも変わってきました。
お話しが進むにつれて子供たちの表情にも変化が出てきました。この川で遊びたいですか?
水の旅も終盤ではその様子も大きく変わりました。この川に生き物は住めますか?。
上流〜海までの水の旅のお話しを体験して感じたことや、どうしたら川が汚れなかったのか考えていきます。
みんなが考えたり思ったこと、出来ることを発表してまとめました。
自分の出来る事は何だろうと考えて行動し、それを他の人たちとも共有することは大切だと思います。
最近の大雨では河川が氾濫したり、浸水、土石流などの災害が起こっています。(災害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。)
川はいろいろな面があります。まず大切なことは、川の事を思うことだと感じました。
川の事を知り、そこに住んでいる生き物や川と人との関わりを知り、次の時代にもきれいで楽しい川を残したいと感じて頂ければ良いなと思います。
またすべての川は海に繋がっています。川の事を思う事が「海の豊かさを守る取り組み」にも繋がっていくことだと思います。
園内ではクマゼミやアブラゼミからヒグラシ、ツクツクボウシ、秋の虫達の鳴き声も聞こえる様になってきました。
夏休みも残り少なくなってきましたが、過行く夏の思い出づくりにパークセンターにお越しください。
ご来園時は、熱中症対策、三密を避け、こまめな手指の洗浄、マスク着用等の感染症対策をお願い致します。
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